本の書き方
ツールについて
執筆について
私の場合、20代の頃に漫画を描いていたので、ストーリーをイメージする上で大変助かっています。
漫画を描くと、想像力が上がります。
私のような、様々なジャンルを同時並行で制作していきたい人間にとっては、漫画よりも小説の方が負担が少なく書けると思います。
文字数が、一冊作るのに10万字程度必要なので、その量を書くのが大変です。
Pagesで大体のストーリーの概要を書きます。
Pagesというのは、Apple既製品で無料でインストールできる大変便利なアプリです。
Wordのようなものですが、Apple製品を使うのであればWordよりも遥かに使いやすくサポートも充実しており、
さらに無料なので、Pagesがオススメです。
概要が書き終わったら、その概要の一文一文を題材にして、さらに詳しい文章を書いていきます。
この段階で、元々の概要の文字数の4倍くらいになると思います。
あとは概要を付け足したり、さらに詳しい文章を書くなどして微調整していきます。
10万字まで届かない場合
ここまで書いても、中には10万字に達する人もいるかもしれませんが、10万字まで届かない人が多いと思います。
その場合は、ネタを追加します。
自分の経験などを思い返し、ここでこうなったらいいな、などということを付け加えていくのです。
なんたって、書いているのは小説です。自由に書きましょう。小説の中はあなたが支配しています。どのようにもできるのです。
最初は、毎日500字書くことを目標にしたりするといいでしょう。
短編をたくさん書いて、短編集にするのもいいかもしれません。
ストーリーの考え方
私の場合、まずノートに断片的に思い浮かぶ情景やシーンを文字でメモしていきます。
出てくるキャラクターを絵に描くと、イメージが湧きやすくなります。
ストーリーを考える上で、最も大切なことは、空想力です。
空想力は漫画を描くことによって強化できます。
主人公を一人考えて、その人の成り立ちや、性格、周りの環境などの条件をメモに書き込んでいきます。
僕の場合、主人公を一人紙に書いて、じーっと眺めていると、その人が頭の中で動き出してストーリーを作り上げていきます。
頭の中で映像が流れるようにするには、僕の場合簡単な漫画を描き続けてその技術を身につけました。
漫画の手法で書きましたが、やはり頭の中で映像が流れるようになるレベルまでいくと、日中に映画を見ているような状況になるので、注意が散漫になります。
片手間で仕事などしていると、ミスの連続になりますので、注意が必要です。漫画家や小説家を目指す人は、業務に差し支えにならないような職業やアルバイトに就きましょう。