漫画の描き方について
ツールについて
ibeetの描いている漫画の描き方について、全く漫画や絵の描いたことのない初心者の方から解説していきたいと思います。
まず、私は次のツールを使っています。
漫画を描く上での注意
まず、漫画や絵の描いたことのない人。
どうやって漫画を描いたらいいのか、見当もつかないと思います。
漫画を描くことは、上級者にとってイマジネーションをフルに使うアクションであるので、頭の体操にとても有効です。
漫画を描くことは頭の使用容量を大幅に使うので、注意が必要です。
漫画を描いていることに集中していて、ある一定のレベルに達すると頭脳使用容量の限界に近づき、体が動かなくなったり、何もやる気が起きない、というオーバーヒートを引き起こす恐れがあるので、賢く利用していきましょう。
特に何かの職業と併用して行ったりすると、頭脳使用容量の限界にすぐ近づくので、その場合はこれから書く限界回避方法を読んで参考にしてください。
ただし、まだ漫画を全く描いたことのない人にとっては、その域に達するまではまだまだ余裕があるので、初めのうちは全く心配は要りません。
漫画の書き方(初心者編)
まず、漫画の描いたことのない人は、棒人間で漫画を描いてみましょう。

漫画を読んでいる方はわかると思いますが、
漫画を描く上で出てくるものは次のようなものです。
1.人物
2.セリフ
3.効果線
4.コマ枠線
これくらい知っておけば、もう漫画は描けると思います。
人物、セリフはわかると思いますが、効果線においてはスピードがついているところに3本線を引くようなことです。
注意を引き込みたい時には、集中線を描いたり、どよ〜んとした雰囲気を作る線だったり、時には工夫して自分で作ってしまっても構いません。
▼集中線

▼どよ〜ん

▼気づき

▼スピード感

コマ枠線においては右上から枠を描いて行って、左へと流れていくように描いていきます。
▼漫画のコマの読み進め方

ストーリーの考え方
ストーリーの考え方は人それぞれさまざまな方法があると思います。
僕の場合、初めの方は漫画を描きながらストーリーを考えていました。
歳をとって行くにつれて、同時に物事を行うことが難しくなっていき、まず脚本、それからネーム、そして原稿というふうに段階を置いて制作するようになりました。
段階を踏んだ方が、ストーリー展開を考えて行く上で、着実に進めて行くことができると思います。
漫画を描きながらストーリーを描くのも一つの手ですが、僕の場合、ストーリー展開で行き詰まったり、アイデアが出てこなくなったり、漫画がコンスタントに書けなくなる、あるいは、最終的なストーリ展開が思いつかないなどの問題がよく起きていました。
漫画とストーリーを別々に分けて考えることで消費エネルギーも抑えることができると思います。
ストーリーの具体的な考え方は、執筆の方法をご参照ください。
漫画の書き方(上級者編)
漫画をずっと描き続けることは、少なくとも僕は無理です。
歳のせいなのかなんなのかわかりませんが、若い頃でも相当神経削って描いてました。
僕のお勧めする漫画作画ルーティンは、『3コマずつ描く』ことです。
僕は、3コマ描くと限界が来ます。
そこで休憩するのです。
3コマずつをセットにすると、最初は、3コマ描くのに1時間かかっていたのに、30分、と、段々上達して漫画を描く時間が短くなっていきます。
そうすると、長い漫画を描き続けることができます。