Architecture

伊部絵斗が設計した空想建築集です。

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Name : ドミノハウス

 

5m立法の空間内に、厚さ200mmの壁をドミノのように並べ、中をくり抜いて空間を作り出した。

床と天井は強化ガラスで、ベンチが中にあり、隙間があるのでダイナミックな生のピアノ演奏を聴ける。

演奏者は、連続する壁によって観客が見えずらくなり、演奏に集中できる。

Name : The Wall

 

傾きかけた巨大な二枚の壁が、建築物を支えている。

角地である敷地は、建築形態をイメージする上で柔軟性があり、多様な可能性を感じた。

構造体を支配的にすることにより、理想的な実存的空間を具体化することを試みた。

傾きには、不安定であるが人を魅了し引き寄せるという矛盾した力を持つ。ピサの斜塔が典型的である。建築にその要素を取り入れることにより、時にそれは屋根となり、壁となり、ダイナミックな空間と変化のある空間を同時に作り出し、新しい視界と動線を生み出すという結果になった。また、コアをその傾き、湾曲した2枚の壁に挟むことにより、コアの堅く閉鎖的なイメージを打ち壊した。

敷地周辺の人の動線流動性に任せ、設計した。

Name : 完全耐震の家

建築が、クロスした鉄鋼からぶら下がっていて、地面に接着されていない。

ガラスや仕切りも天井からぶら下がっており、ガラス窓は下部に可動ゴムによって定着している。

仕切りは、格子状のサッシにより、自由にスライドさせて好きな間取りにできる。